佐賀県地質調査業協会
令和4年度 第2回(通算第27回)地盤工学セミナー 開催要領
主催:
一般社団法人 佐賀県地質調査業協会
共催: 公益社団法人 地盤工学会九州支部佐賀地区
後援: 佐賀県

 「佐賀平野の地層・地質と地盤設計用モデルの適用」

 地質調査業に対する認識の高揚と技術力の向上を図ることを目的として、第27回地盤工学セミナーを下記要領により開催することといたしました。
 ご多忙の折りとは存じますが、多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。

日 時 令和4年9月28日(水) 13:00~17:00
場 所 唐津市高齢者ふれあい会館「りふれ」
 唐津市二タ子3丁目155番地4 TEL:0955-72-9611
参加者 国、県、市町、公社等の担当職員
当協会員及び建設関連企業職員等
参加料 会員・行政機関の方 3,000円、会員以外の方 6,000円
(申込み用紙参照、講習資料代)
定 員 100名 (先着順、定員に達し次第締め切ります)
認定講習 CPDS 4ユニット No.740718
CPD   3単位 No.202208090003
※当日は、本人確認のための身分証を持参ください。

【プログラム】
13:00

13:10
開会挨拶
 (一社)佐賀県地質調査業協会 理事長 原  裕
13:15

14:45
「佐賀平野の地層・地質と活断層」

講 師:
 下山 正一 氏(佐賀大学非常勤講師 下山地質代表)

概 要: 佐賀平野では海進海退サイクルとテフラ層序に基づく地層区分がなされている。前半はそれを紹介する。最新の海進海退ユニットは阿蘇4火砕流堆積物を挟んで1つ前の海進海退ユニットと接している。2つ以上前の海進海退ユニットには風化部と未風化部がある。古い地層ほど分解能が悪く粘土の一部に強度低下が認められる。後半では佐賀平野の活断層とその根拠にふれ、最近見つかった地質断層を検証する。活断層対策の例をしめす。
14:45

15:00
休憩
15:00

16:30
「地盤の設計用モデルと実際のギャップ」

講 師:
 田上 裕 氏(基礎地盤コンサルタンツ(株)九州支社 顧問)

概 要: 地盤上で生じる現象に対して、それを解く(設計する)方法として種々のモデル(理論、設計式)がある。ただし、それらの理論、設計式はあくまでも構築されたモデルに対する理論、設計式であり、実際の現象を100%表現できるものでない。故に、それらの理論や設計式を用いる場合は適用条件が存在し、いうなればモデルと実際の現象との相違点を知っておれば、失敗が少なくなる。本講演では、モデルと実現象との具体的な相違点を数例紹介し、実際の失敗・成功事例をもとに、如何にすれば地盤上に合理的に物を作ることができるかについて解説する。
16:30

16:45
閉会挨拶
 (一社)佐賀県地質調査業協会 副理事長 真弓 貴宏

※参加申込みを締め切りました。
多数のお申し込みをいただき、ありがとうございました。

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