佐賀県地質調査業協会
令和元年度 第1回(通算第20回)地盤工学セミナー 開催要領
主催:
一般社団法人 佐賀県地質調査業協会
共催: 公益社団法人 地盤工学会九州支部佐賀地区
後援: 佐賀県

 「低平地における地盤強化対策について」

 地質調査業に対する認識の高揚と技術力の向上を図ることを目的として、第20回地盤工学セミナーを下記要領により開催することといたしました。
 ご多忙の折りとは存じますが、多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。

日 時 令和元年07月31日(水) 13:00~17:00
場 所 アバンセ 第1研修室〔佐賀県立生涯学習センター〕
 佐賀市天神三丁目2-11 TEL:0952-26-0011
参加者 国、県、市町、公社等の担当職員
当協会員及び建設関連企業職員等
参加料 会員・行政機関の方 2,000円、会員以外の方 4,000円
(申込み用紙参照、講習資料代)
定 員 100名 (先着順、定員に達し次第締め切ります)
認定講習 CPDS 4ユニット No.532591
CPD 3単位 No.201906060006
※当日は、本人確認のための身分証を持参ください。

【プログラム】
13:00

13:10
開会挨拶
 (一社)佐賀県地質調査業協会 理事長 原  裕
13:15

14:45
「固化材による粘土改良の問題と促進養生による効果の1日判定について」
講 師: 三浦 哲彦 氏(佐賀大学名誉教授、軟弱地盤研究所 所長)

概 要: 佐賀平野の沖積粘土は、含水比、塩分濃度、鋭敏比、有機質量など幅広い分布を示す。これを見逃すと予期せぬ強度不足を招くことがある。このリスクを減らすには、固化材と粘土の相性を確かめる必要がある。そのために促進養生による改良効果の短期判定は有益である。促進養生研究会で共同実験を行い、沖積粘土における温水法による促進養生試験データに基づき、1日養生で28日強度を概略推定できることを示した。
14:45

15:10
休憩
15:10

16:40
「平成28年熊本地震の液状化地盤災害の教訓と対策」
講 師: 村上 哲 氏(福岡大学 工学部 社会デザイン工学科 教授)

概 要: 熊本地震では平野部において宅地液状化被害が各地で発生した。中でも白川から枝分かれするような3つの帯状液状化域が表れるなどの現象も起きた。当該地域における液状化の発生状況、液状化被害状況について調査結果を踏まえた特徴の分析、ならびに、既存のボーリングデータを用いた地盤特性から見た帯状液状化域の特徴と今後の対策技術について講演する。
16:45

16:55
閉会挨拶
 (一社)佐賀県地質調査業協会 副理事長 植田 雅典

※定員に達した為、申込みを締め切りました。
多数のお申し込みをいただき、ありがとうございました。

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