| 13:00~13:05 | 
                        開会挨拶 
                         佐賀県地質調査業協会 理事長 原  裕 
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                        | 13:05~14:00 | 
                        「盛土の構築技術 ~版築と石灰利用~」 
                        講 師:鬼塚克忠 氏 (佐賀大学名誉教授、日本建設技術株式会社) 
                        概 要:古代中国に出現した「版築」と「石灰利用」の技術は古代日本に伝達し、一部は独自の発展を遂げた。基本的には天然材料を使用し、地盤環境に優しい工法である。2つの技術の概要、起源、変遷などを紹介する。 | 
                      
                      
                        | 14:00~14:55 | 
                        「石垣の構築技術とその基礎構造」 
                        講 師:高瀬哲郎 氏 (石垣技術研究機構 代表) 
                        概 要:城郭の石垣修復や河川の護岸工・水路工などにおいて、地域景観や素材再生或いは生物環境の視点から、伝統的な「石組み或いは石垣」の構築技術が見直されつつある。我国に於ける石組み・石垣の技術的・歴史的変遷(構築技法や土台・基礎構造の在り方)とその修復工事の現況を紹介する。 | 
                      
                      
                        | 14:55~15:10 | 
                        休 憩 | 
                      
                      
                        | 15:10~16:05 | 
                        「古代山城の土塁と城壁の構築技術ならびにその復元」 
                        講 師:入佐友一郎 氏 (福岡県文化財保護課) 
                        概 要:北部九州に多く分布する古代山城における土塁と城壁には、現代の技術をも凌駕する構築技術が使われている。約1,350年前の“大野城”を事例に、構築と復元の技術を紹介する。
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                        | 16:05~16:55 | 
                        「地盤遺構の保存補強技術 ~新縫地工法~」 
                        講 師:林 重徳 氏 (佐賀大学名誉教授、日本建設技術株式会社) 
                        概 要:“縫地”は、トンネル工事の土被りの薄い部分や坑口部等で地山を安定化させるために、古くから行われてきた。不安定な地盤遺構を保存補強するために開発された“新縫地工法”は、都市の狭隘な個所での地盤の補強・安定化に有効で、その概要と設計・施工、管理等について説明する。 | 
                      
                      
                        | 16:55~17:00 | 
                        閉会挨拶 
                         佐賀県地質調査業協会 副理事長 真弓幸慈 |